2025年3月14日金曜日

コロナ補助金4.5億円を不正受給 元衆院議員が理事長の病院

 愛知県は14日、今村洋史元衆院議員が理事長を務める「医療法人有俊会いまむら病院」(同県一宮市)が、新型コロナウイルス対策の補助金約4億5400万円を不正受給していたことが確認されたと発表した。

 県は同日、2020~23年度に交付した約17億6500万円の交付決定を取り消し、全額の返還を求めた。  会計検査院が昨年11月、20~22年度の計約1億6600万円について、虚偽の納品書の提出などによる不正請求を指摘していた。指摘を受けた県の調査で、新たに約2億8800万円の不正受給が判明したという。このため、全額の交付決定を取り消した。  確認のため計10回にわたり関係書類の提出を求めたが、病院側が応じなかった。県は詐欺容疑での刑事告訴も検討している。  今村氏は「公金の取り扱いに誠実さと緻密さに欠けるところがあった。速やかに返納する」とコメントした。 

2025年3月7日金曜日

整骨院で無資格の従業員に26回施術させ、療養費3万円を宮崎市からだまし取った疑い

 発表によると、容疑者は昨年9月、自身が営む宮崎市内の整骨院で、柔道整復師の資格がない従業員に患者5人への柔道整復施術を計26回させたほか、無資格の従業員が施術したのに有資格の自身が施術したなどと偽り、今年1月下旬頃、国民健康保険負担分の療養費計約3万円を宮崎市から振り込ませてだまし取った疑い。同法違反について容疑を認める一方、詐欺容疑は否認しているという。

病院職員78人・2133時間の時間外手当未払い、医療センターに是正勧告…「始業前出勤の雰囲気あった」

 看護師らの勤務時間の管理が徹底されていなかったとして、南奈良総合医療センター(奈良県大淀町)が大淀労働基準監督署から是正勧告を受けていたことがわかった。半年間でのべ78人分の時間外勤務手当(残業代)で、2133時間に相当する計約468万円が未払いだった。

過剰訪問看護の規制強化 厚労省、不正請求防止

  厚生労働省は1日、 有料老人ホーム などで 訪問看護 を過剰に提供する事業者への規制を強化する方針を明らかにした。ホスピス型有料老人ホームの入居者らを対象に、一部の事業者による不正な 診療報酬 請求の横行が疑われることを踏まえた。2026年度の診療報酬改定で、主治医が指示書に...